• 開催日時:2019年1月14日(月:成人の日) 13:30 ~ 1月17日(木)17:00
  • 開催場所:国立天文台・三鷹キャンパス すばる棟1階 共同利用室 アクセス / 構内地図
  • 世話人(あいうえお順 敬称略): 岡本丈典(NAOJ), 川手朋子(JAXA/ISAS), 下条圭美(NAOJ), 横山央明(東大)

本研究会は、国立天文台・アルマプロジェクトの補助を受けて実施されます。



ワークショップの概要

 2016年10月からはじまったALMA Cycle4から、ALMAによる太陽科学観測が開始されました。その後のCycle5・Cycle6においても多くの太陽観測プロポーザルが投稿されるだけでなく、Cycle4の太陽データを利用した論文がPIチームから出版されるようになりました。一方、Cycle4において取得された太陽観測データの多くがこの夏にPI占有期間をすぎ、だれでの自由に利用ができる公開データとなっています。そこで、公開ALMA-Cycle4太陽観測データをいくつかのテーマを基にデータ解析を行い、実際のALMA太陽観測データの特性を知るとともに新たなサイエンスを開拓するために、CDAW(Coordinated Data Analysis Workshop)形式のワークショップを開催します。

 これまでALMA太陽観測データに触れたことがなく、干渉計データの扱いがわからない方が多いと思いますので、干渉計データの較正や像合成は事前に世話人が行います。ワークショップ期間内は、すでに作成された画像FITSファイルを基に、他波長観測データとの位置合わせ等のサイエンスに直結したデータ解析を実施します。一方、ALMA太陽観測ではサイエンス毎に像合成のための設定パラメーターが大きく異なり、自前で像合成を行う必要が生じます。ご自分で像合成を行いたい方のために、像合成を行うためのレクチャーも行う予定です。

タイムテーブル

2019.01.14 (Mon)
13:30国立天文台三鷹キャンパスすばる棟1階共同利用室に集合
13:30 -- 15:00自己紹介・ 研究会の趣旨および解析データについて説明
15:00 -- 15:15休憩
15:15 -- 17:00各解析グループに別れての作戦会議および解析環境のテスト
18:30 -- 21:30懇親会 at 日本酒バル Tokutouseki
2019.01.15 (Tue)
10:00 -- 12:00 CASAを利用した太陽画像合成レクチャー
12:00 -- 13:00昼食
13:00 -- データ解析
2019.01.16 (Wed)
全日データ解析
2019.01.17 (Thu)
AMデータ解析
PM成果報告会
16:30終了予定

Datasets analyzed in the workshop

Reports from the participants

Photos

Group Photo

The photo was taken after the summary meeting on 17 Jan. 2019.

Other Photos

The photos were taken on 14 Jan. 2019.

その他

  • データ解析は、像合成済みの画像FITSファイルをスタートポイントとします。そのため15日午前のCASAによる像合成レクチャー以外、CASAを利用しません。
  • IDL+SSWの初心者講習は行いません。参加はIDL+SSWを利用できる方に限ります。
  • 2nd Circular以降は、参加申し込み者のみにサーキュラーを配布します。


講演の発表資料の権利は、講演者が有します。



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