ALMAワークショップ
Scientific potentials of ALMA solar observations
2017年2月23日に開催されたALMA太陽観測ワークショップのページです。
昨年よりALMAによる太陽観測の共同利用が開始され、 ミリ波・サブミリ波による太陽観測の新しい時代が到来しました。 1月18日にはALMAのデモンストレーションデータである、 太陽のScientific Verification(SV)データが公開されました。 一方太陽物理学においてミリ波・サブミリ波による高分解能観測は未知の領域であり、 観測そのものだけでなく、観測データの取り扱いや解析手法なども手探りの状態です。 これらの問題は観測提案を準備する上で困難を引き起こし、 ひいてはALMA太陽観測からの科学的成果を縮小させてしまうと考えられます。 困難を低減し、 来るべきCycle 5のCall for Proposalにてより良き太陽観測提案を提出していただくために、 Cycle 4における太陽観測の状況と今後公開される太陽SVデータを紹介するワークショップを開催します。 参加者として、 太陽電波観測データを使ったことのない電波観測初心者から既にプロポーザルを出しことがある方まで幅広い方々を想定しております。
ぜひ多くの方々にご参加していただき、ALMA太陽観測データの研究利用が促進されることを期待しております。
このセッションの後半には、SVデータ(FITS)を参加者のみなさんのPCにダウンロードしていただき、
ご自分のPCにてデータを見ていただきます。
ご持参のPCにIDL+SSWもしくは、
SAOImage DS9
等のFITSビューワーをインストールしておいてください。
注:IDLは必須ではありません。DS9がお勧めです。